テーマ : 美術・絵画・写真

美術家望月さん 故郷で初の個展 富士宮

 富士宮市出身の国内外で活躍する美術家望月厚介さん(東京都在住)による個展「熔融-相変化」がこのほど同市中央町のARATAギャラリーで始まった。色鮮やかな1点物のシルクスクリーン作品など大小約30点を並べた。7月23日までの期間中、前・後期で作品を入れ替える。

シルクスクリーン作品を多数並べた個展=富士宮市中央町
シルクスクリーン作品を多数並べた個展=富士宮市中央町

 町田市立国際版画美術館やカイロ美術館など国内外で作品が収蔵されている望月さん。今回生まれ故郷の富士宮市での初個展となった。木製パネルに土佐和紙を張って、シルクスクリーンの技法で三原色(赤青黄)を刷り重ねた大型の作品を数多く並べた。一見フラットに見えるパネルにも凹凸があり、その形状が3色の層とともに浮かび上がっている。
 望月さんは「偶然、形が出てくることが不思議で面白いと思って続けている」と語った。

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