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茶況(6月16日)中山間地産に期待 静岡茶市場 県産二茶

 静岡茶市場の県産二茶の上場はほぼなかった。17日に仕入れを再開する予定の買い手は、中山間地産の値ごろ品に期待を寄せる。
 16日までの取引で、中山間地の荷の引き合いはおおむね堅調を維持している。本山筋では多くの工場が稼働しており、一定量の持ち込みが続く見通し。
 美和の生産者は「予報では来週も雨天の日があるので、計画的に摘採していく」と話す。
 市中問屋は「前年比で生産量は少ないとみて、形状物をそろえていく」と語る。
 藤枝 天候が回復し、生産者は摘採作業を再開した。売り手、買い手側ともに雨後の様変わりを懸念する。
 島田、金谷、川根 中元商戦が始まり、販売店では得意先に封書などで贈答用商品をPRしている。
 榛原、相良 コワ葉化が進む中、市内の茶農家は「ここ数日が生産の正念場」と話す。
 掛川、小笠 生産者は雨の合間を縫って摘採している。市場関係者によると17日は数量が膨らみそう。
 袋井、森 森町では前日の雨で多くの工場が生産を休んだ。茶業関係者によると、来週末ごろから生産を終える工場が出てくる見込みという。

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