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静岡人インタビュー「この人」 川村良元さん 地域の飲食店を支援するイベントを開催した

 今春、新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦境に立つ飲食店や発表の場を失った音楽グループを支援する「大鋸町さくら祭り」を静岡市葵区で開いた。クラウドファンディング(CF)で資金を募り、目標金額の2倍超となる約220万円を集めた。2019年11月から同町の西福寺住職。43歳。

川村良元さん
川村良元さん

 ―開催に至った経緯は。
 「住職就任を披露する『晋山(しんざん)式』がコロナ禍で白紙になり落ち込んだが、周囲にはもっとつらい思いをしている人たちがいた。飲食店は特に厳しい状況で、地域の皆さんに何かをしてもらうのではなく、自分から何かできないかと考え、CFで広く協力を呼び掛けることにした。多くの人たちから応援をいただき、本当にありがたかった」
 ―当日の様子は。
 「事前に声を掛けた飲食17店舗と物販9店舗、近隣の幼稚園と小学校の太鼓クラブ、中学校のブラスバンド部など6団体が参加した。想定を上回る2千人以上が来場し、店舗にはずっと行列ができていた。皆さんが楽しんでいる様子が伝わり、笑顔の花を咲かせることができたと思う。運営などで協力してくれた約50人のスタッフにも感謝している」
 ―今後の目標は。
 「CFを実施しなければ今回のような規模ではできなかった。来年は規模を縮小し、地域密着の形で開催できれば。地域の人たちとお店がつながり、子どもたちの交流の場になるようなお祭りにしたい」
 ―大切にしていることは。
 「『和顔愛語』という言葉がある。和やかな顔と慈しみのある言葉で接するという意味。生きていく上で一番大事にしている」

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