工場見学と茶摘み体験 沼津・浮島小 地元特産を学ぶ

 沼津市立浮島小3年生33人は16日、地元の茶生産者の協力を得て、同市井出のマルニシ製茶工場で茶摘みと工場見学を体験した。地元特産品を学ぶ総合的な学習の一環。

お茶を乾燥させる機械を見学する児童=沼津市井出のマルニシ製茶工場
お茶を乾燥させる機械を見学する児童=沼津市井出のマルニシ製茶工場

 児童は「色と味がよいが寒さに弱い」という品種「さえみどり」の特徴や、畑の虫について説明を受けながら、葉を丁寧に摘み取った。工場見学では茶葉を乾燥させて柔らかくし、形を整える工程について学んだ。緑茶、ほうじ茶、紅茶などを試飲して製法ごとの味や香りの違いを体感し、感想を言い合ったり俳句で表現したりした。
 黒沢来君は「乾かしながら形を整えたりと、お茶を作る大変さが分かった」と話した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞