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磐田消防優勝 県大会で引揚救助 市長に報告、12年ぶり

 静岡県消防救助技術大会陸上の部の種目「引揚救助」で優勝した磐田市消防本部チームの特別救助隊員5人が15日、市役所に草地博昭市長を訪ね、結果を報告した。同種目での優勝は12年ぶり2度目という。

草地博昭市長(左)に優勝のトロフィーと賞状を披露する市消防本部チーム=磐田市役所
草地博昭市長(左)に優勝のトロフィーと賞状を披露する市消防本部チーム=磐田市役所

 同大会は14日に静岡市内で開かれた。転落事故を想定した引揚救助は、隊員が塔上から降下して要救助者を捜索し、ロープで引き揚げる種目。同チームの記録は1分27秒4で、2位と0・1秒差でトップになった。県代表として7月15日に都内で開かれる関東大会に出場する。上位7チームに入れば、8月下旬の全国大会に進む。
 草地市長は「日頃の訓練の積み重ねが消防力の向上につながる。その成果で1位になったことを誇りに思う」とたたえた。
 チームリーダーの後藤喬雄消防士長(28)は「本番での減点なしを目標に訓練し、1位という結果を出せた。これに満足せず、全国優勝を目指して全力で挑みたい」と語った。

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