スマート農業を推進 湖西市議会一般質問 機器開発や導入支援

 湖西市は16日、市議会6月定例会一般質問で、農業の効率化や高収益化を目指し新技術を活用した「スマート農業」の推進に力を入れる意向を示した。
 市は昨年度、イノシシによる作物被害を防止する超音波装置を市内の静岡技研工業が開発する際、実験場として畑を提供する農家を同社に紹介した。装置の効果が確認され、商品化につながった事例として市側は説明した上で、今後も農業用機器の開発や導入の支援を進めていくとした。
 市側は「本年度からはJAとぴあ浜松と協力し、キャベツ生産で無人畝たて機や薬剤散布のためのドローンの導入に向けた実証実験を計画している」と述べた。農家への購入補助も検討する。高柳達弥氏(無所属)への答弁。加藤弘己、菅沼淳(いずれも無所属)、荻野利明(共産)、三上元(立民)の4氏も登壇した。

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