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特産枝豆の季節到来 沼津で生産者ら目ぞろい会

 JAふじ伊豆なんすん地区本部(沼津市)は13日、特産の枝豆の目ぞろい会を同市のあしたか山麓営農経済センターで開いた。出荷時期は9月上旬ごろまで。昨年は長雨の影響で生産量が落ち込んだが、今年は生育が順調で、平年並みの約20トンの収穫を計画する。

枝豆の出荷基準を確認する関係者=沼津市のJAふじ伊豆あしたか山麓営農経済センター
枝豆の出荷基準を確認する関係者=沼津市のJAふじ伊豆あしたか山麓営農経済センター

 火山灰に由来する黒ボク土の広がる浮島地区を中心に、生産者7人が強い甘みの「月夜音(つきよね)」と豊かな香りの「湯あがり娘」の2品種を主に栽培する。県内向けに出荷が始まったばかりの月夜音を使い、生産者とJA職員、市場関係者らが成熟度や色合い、さやの中の豆数など出荷基準を確認した。
 夏が旬の枝豆は塩ゆでにしてビールなどのつまみに最適。行動制限が少しずつ緩和され、同JAは新型コロナウイルスの影響で低迷していた業務用需要の回復を期待する。

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