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静岡人インタビュー「この人」 杉山忍さん(焼津市)県高校文化連盟会長に就任 

 4月の理事会で選出された。分校を含めた172校の文化部員約3万7千人の活動を支える。社会科教員で、飛鳥、奈良時代が専門。2021年から静岡中央高校長。58歳。

杉山忍さん
杉山忍さん

 ―就任の感想を。
 「日本史が専門のため、美術品や工芸品などを直接見ることを心がけている。そのたびに、歴史の中で生まれた文化の尊さを実感する。次代を担う高校生と文化振興に取り組めることをありがたく思う」
 ―高校文化部の現状は。
 「県教委にいた7年前から、全国高校総合文化祭などで本県の生徒の活躍を見てきた。美術や書道、写真などどの分野も見応えがあるが、新聞は社会情勢に対する高校生ならではの視点が反映されていて、レベルが高い。自然科学の研究テーマも興味深い。生徒の力を、指導教員がうまく引き出せるかどうかも重要だ」
 ―力を入れることは。
 「この2年間は、新型コロナウイルスの感染拡大により、成果を発表する場や互いに批評する機会が少なかった。今年は対策を講じながら、開催できるようにしたい。一方で、オンラインの有効性も分かった。例えば、発表や展示の内容を後日配信するなど、多くの人に高校生の活動を届けるために活用していく」
 ―文化芸術活動の魅力とは。
 「私自身は、高校の時に文化部に所属し、教員としては弓道やバレー、柔道など運動部の顧問を務めた。どちらも日頃の積み重ねが結果につながり、見る人の心を動かすが、文化芸術活動こそ本人からわき出る気持ちが大切で、そうした強い思いが込められた作品や発表が相手に感動や余韻を与えるのだと思う」

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