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熱気球、仕組みどんな? 伊豆・熊坂小、児童が実験通し学ぶ

 伊豆市の熊坂小は9日、4~6年生対象のクラブ活動を校内で行い、科学実験クラブでは元工業高校長ら3人が講師を務めた。実験を通じて熱気球の仕組みを解説し、科学の面白さを伝えた。

熱気球の実験を行う児童ら=伊豆市の熊坂小
熱気球の実験を行う児童ら=伊豆市の熊坂小

 所属する児童10人は切って広げたポリ袋を貼り合わせ、大きな袋を作った。グラウンドでドライヤーを使って熱気を送り込むと、みるみる膨らんで上昇し、3階建ての校舎より高い10メートル以上まで舞い上がった。実験後に原理について質問した児童に対し、講師陣は暖かい空気が上昇する仕組みを紹介し「身近でいろいろな仕組みに使われている。関心を持って勉強して」と呼び掛けた。
 同クラブでは工業高校の元校長や沼津高専の教授が昨年から講師を務めている。元浜松工高校長の山田孝雄さん(77)=伊豆の国市=は「科学の面白さを知ってもらい、将来のものづくりを支える人材が育てば」と期待した。
 

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