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ウクライナの避難者に支援金 富士市国際交流協

 富士市国際交流協会は9日夜、ウクライナ人避難者の男性親子2人に生活支援一時金として10万円を贈った。

ウクライナ人親子に寄付金を手渡す小長井市長(左端)=富士市の市交流プラザ
ウクライナ人親子に寄付金を手渡す小長井市長(左端)=富士市の市交流プラザ

 市交流プラザで開かれた同会の本年度総会の席上で、会長の小長井義正市長が2人に手渡した。
 市内には、60代のアナトリーさんと30代のドミトロさんが首都キーウの南方の地方都市から4月末に来日し、市営住宅で生活を送っている。小長井市長は「市民の皆さんの思いの詰まったもの」と述べ、息子のドミトロさんは「ウクライナのためにたくさんのことをしてくれて、みなさんに感謝している」と話した。2人は家財道具やキッチン用品など生活環境を整えるために活用する予定という。
 同協会はウクライナからの避難者支援のための避難者支援寄付金制度を創設。1世帯1回のみの一時金は10万円、生活費支援金は毎月2万円を支給する。同制度には6月7日時点で約53万円の寄付があった。

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