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伊東高生 鑑識を体験 署で研修、警察の仕事理解

 伊東署はこのほど、警察官を志す地元の伊東高3年生2人を対象にした職場体験研修を同署で行った。生徒は鑑識業務の体験や講話を通し、警察の仕事への理解を深めた。

指紋の採取を体験する生徒たち=伊東署
指紋の採取を体験する生徒たち=伊東署

 参加したのは、長谷川幸輝さん(17)と伊代野柚さん(17)。鑑識体験では住居への侵入盗の現場を再現した一室で、被害者役の署員から聞き取りを行ったり、指紋の採取に取り組んだりした。
 長谷川さんは「市民や街の安全を守る仕事に就きたい」と抱負を語り、伊代野さんは「普段触ることのできない道具に触れ、良い経験になった」と振り返った。
 同校からの依頼で受け入れた。同署幹部は「高卒、大卒を問わず積極的に応募してほしい」と採用試験への参加を広く呼び掛けている。

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