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熱海土石流 市県職員に証人尋問 市議会百条委、追加実施で合意

 熱海市伊豆山の大規模土石流に関する市議会調査特別委員会(百条委員会)は9日、各会派の代表者らによる非公開の小委員会を開き、土石流の起点になった盛り土の行政手続きや指導に関わった市と県の職員に対する証人尋問を追加して実施することで合意した。期日は未定で、7月以降になる見通し。
 百条委はこれまでに、退職者を含む県と市の職員延べ10人を参考人招致した。小委員会では、委員から疑問点が残るとして再度2~3人を証人として質疑したいとの意見があったという。百条委の稲村千尋委員長は取材に、具体的な人選や日程調整などを踏まえ「早くても1カ月は先になる」との見方を示した。
 小委員会は、追加の証人尋問後に調査結果の取りまとめに入る方針で一致した。結果の公表時期について稲村委員長は「市議会9月定例会までに総括するのは厳しいかもしれない。年内にできれば」と話した。
 百条委は今月14日、盛り土を含む土地の現所有者の関係者1人にも証人尋問を予定している。
 

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