動物になりきって 静岡で参加型の個展【とんがりエンタ】

 芝生の広場に、動物のオブジェが横一列に並ぶ。14体をよく見ると、ワニやキツネはしっぽ部分だけ、キリンやシマウマは胴体だけ。造形作家柴田美千里さん(藤枝市出身)が19日まで、静岡市葵区の東静岡アート&スポーツ/ヒロバで開いている個展「みんなで横一列」は、鑑賞者が作品の前に立ったり、顔を寄せたりして動物になりきれる参加型アートだ。

柴田さん(左)が制作したオブジェの前で、動物になりきって楽しめる=静岡市葵区の東静岡アート&スポーツ/ヒロバ
柴田さん(左)が制作したオブジェの前で、動物になりきって楽しめる=静岡市葵区の東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

 柴田さんは「向かい合うより、横一列の方が隣に誰かがいる心強さがあり、前を向ける」とし、動物に顔がない理由を「見る人にイメージを無限に広げてもらいたい」と話す。
 触れてはいけない作品にだけ「乗馬禁止」などの看板が付く。ウレタン製のワニのしっぽは柔らかな“肌触り”。ワニやワオキツネザル、ウサギなど大小30本のしっぽから好きなものを選んで装着し、「横一列」に加わることもできる。
 12、19日に動物のしっぽを付けて遊ぶ「ヒロバあそび!」を午前11時、午後2時から開く。申し込み不要。各回先着20人。問い合わせは同市文化振興財団<電054(255)4746>へ。

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