函南町 屋外マスク着用せず、部活などで熱中症予防

 函南町議会6月定例会が8日開会し、一般質問が行われた。6氏が登壇し、教育や防災、環境などの課題について町の方針をただした。
 町教育委員会は屋外で行われる体育の授業や部活動では新型コロナ対策よりも熱中症予防を優先させ、児童や生徒同士の身体的な距離を確保した上で「マスクを着用しない」との考えを示した。2年間中止していた水泳の授業も本年度から再開する。これまで小学校での水泳を経験していない3年生は小プールから始めるなど段階的に授業を進め、「児童の過度な負担にならないよう注意する」とした。植松淳史氏(自由かんなみ)への答弁。
 このほか、来年度から小規模特認校制度を導入する丹那小について、本年度は募集要項の作成と学校説明会、見学会の開催を予定しているとした。同制度により、児童数が減少する同校は現在の通学区域を維持しながら町内全域からの就学が可能になる。

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