警察業務で市民と意見交換 菊川署

 警察業務について警察官と市民が意見を交わす協議会が8日、菊川署で開かれた。同署は1~4月の管内(菊川市、御前崎市)の事件と事故の発生件数が、前年同期に比べて減少したことなどを報告した。

菊川、御前崎両市の事件や事故の発生状況などを確認した協議会=菊川署
菊川、御前崎両市の事件や事故の発生状況などを確認した協議会=菊川署

 刑法犯の発生件数は前年同期比29件減の40件で、自転車盗や空き巣など身近な犯罪も9件減って16件だった。交通事故は9件減の80件で、負傷者は9人減の110人だった。一方、吉川靖剛署長は「特殊詐欺被害は前年同数で、高齢者が関連する交通事故は高止まりしている」と指摘。6~9月は海水浴などで車や人の往来が増え、イベントの雑踏に乗じた犯罪や交通事故も増加する傾向があるため、引き続き抑止活動に努めるとした。
 委員は両市の市民9人。特殊詐欺被害や青色防犯パトロール活動の詳細を尋ねる質問などが上がった。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ