博物館の資料紛失 再調査委が初会合 浜松市、再発防止提言へ

 浜松市博物館の収蔵資料が紛失し、職員が紛失事実を隠していた問題で、市の第三者委員会「市博物館資料紛失再調査委員会」は7日、初会合を同博物館で開いた。外部委員5人が10月末までに計8回の会合を重ね、市の調査結果の検証、再発防止の提言を行う。

委嘱状を受ける再調査委員会委員=7日午後、浜松市博物館
委嘱状を受ける再調査委員会委員=7日午後、浜松市博物館

 委員は、静岡大情報学部長の笹原恵さん、博物館アドバイザーの冨田和俊さん、弁護士の鈴木孝裕さん、公認会計士の山田夏子さん、元県警警察官の山本能正さんの5人。
 初会合では市の金原栄行総務部長が「それぞれの専門的見地から意見をいただきたい。提言は市の今後の市政運営や事務の改善にも生かしたい」と述べ、一人一人に委嘱状を手渡した。委員らは市側から経緯や調査結果などについて報告を受け、意見を交わした。
 同博物館では収蔵資料5点が所在不明になっている。このうち、取得価格200万円以上の重要物品に当たる「浜松城二の丸絵図」は遅くとも2018年に紛失が判明していたにもかかわらず、当時の担当者が別の絵図が入った箱を示すなど虚偽報告をしていた。

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