水道感謝のつどい 安定供給、安全願う 掛川
掛川市はこのほど、先人の水道事業に感謝する「水道感謝のつどい」を同市大池の十九首水源地公園近くで開いた。同市管工事業協同組合による水神宮例祭も行われた。
久保田崇市長や同組合の鈴木博幸代表理事ら35人が出席し、水源である大井川の恵みや先人の功績に感謝した。水神宮例祭では神事を行い、水道の安定供給と工事の安全を祈願した。
久保田市長は「水の確保に苦労した歴史がある。水を大切にし、後世に守り続けていく」とあいさつした。菊川市で5月に発生した断水については「掛川市も水道の管路が古くなっている。管路の更新を前倒し、しっかり計画を立てなければいけないと思う」と述べた。
旧掛川市の水道事業は1921年、熱海市に次いで県内で2番目に創設された。今年101年目を迎える。