MTB活用、山林に価値 ミリオンペタル合同会社(森町)甚沢攻代表【キーパーソン】

 森町三倉の山林にマウンテンバイク(MTB)専用施設「ミリオンペタルバイクパーク」を造成した。4月から土日限定で営業を開始していて、毎週末、県内外から愛好者が訪れている。中山間地域に整備した思いや展望などを聞いた。

甚沢攻氏
甚沢攻氏

 -パークの魅力は。
 「MTB愛好歴の長い社員らが中心になって作った、こだわりの詰まったコース。子どもから上級者まで誰もが満足できるパークを目指し、異なる難易度のコースを7種類用意した。今後、初心者コースも造成する予定。パーク内の雑木林で、四季を感じられるのも魅力の一つ」
 -造成の経緯は。
 「家族が山林を所有していて、将来私が引き継ぐことになる。自分の代で山の価値を高め、子どもたちに引き継ぎたいという思いが以前からあった。活用方法を検討していた中でMTBクラブに出会い、メンバーからコースとして活用することを薦められた。その後、MTBを活用した山林のビジネス案がビジネスコンテストで優勝したことで具体化していった」
 -今後の目標は。
 「当面はコースの充実に力を注ぎ、より満足度の高い施設を目指したい。地域住民や企業と連携してMTBの普及活動にも取り組む。私と同様に所有する山林を活用したいという人はたくさんいると思うので、モデルケースになれれば。現在、中山間地域の人口がどんどん減少している。MTBを活用し、地域のにぎわいや活性化を生み出したい」

 じんざわ・おさむ 岩手県盛岡市出身で、2009年に森町三倉に移住。SEとして働きながら、今年「ミリオンペタル合同会社」を設立した。43歳

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