藤枝に顧客支援拠点 しずおか焼津信金、コワーキングスペース活用
しずおか焼津信用金庫はこのほど、JR藤枝駅北口の複合ビルのコワーキングスペースを活用し、顧客相談に対応する支援拠点「藤枝駅サポートベース」を立ち上げた。セミナーやビジネスマッチングなども開催し、新産業の創出を目指す。
藤枝江崎新聞店が1日に開設した「未来共創ラボ フジキチ」と利用契約を結び、中小企業の経営支援や個人ローンなど各種相談に応じる。同金庫の専門職員を随時派遣する。
同金庫は静岡、焼津、藤枝の3市に自前の相談プラザを設けているが、夜間や休日には対応できない。年末年始などを除いて午後9時まで利用できるコワーキングスペースを活用することで、相談者が帰宅途中に立ち寄れるなど利便性を高めた。
起業家や若手経営者が集うコワーキングスペースは、異業種交流の場としても期待される。同金庫は「新たなビジネス展開や地域経済の活性化につなげたい」(お客様サポート部)と話す。
新拠点は複合ビルのフジエダミキネ内にあり、利用には事前予約が必要。問い合わせは同部<電054(270)8011>へ。