テーマ : 松崎町

静大生が商店街パンフ ロマンシール協組と共同製作 松崎

 静岡市の静岡大の学生がこのほど、松崎町の商店でつくる「ロマンシール協同組合」と共同製作していた商店街のパンフレットを完成させた。協力した8店舗に配布して回り、店主らにデザインを披露した。

パンフレットのデザインを紹介する大学生ら=松崎町の「エレーヌ釜之元」
パンフレットのデザインを紹介する大学生ら=松崎町の「エレーヌ釜之元」

 パンフレットは学生がフィールドワークの一環で、組合に製作を提案した。昨秋から各店舗への訪問を重ね、インタビューや写真撮影に取り組んできた。主に店主の人柄や思いに焦点を当てた内容に仕上げ、オンライン会議を開いて文字の大きさやレイアウトなどの改善を重ねた。2年の冨樫みさとさん(19)は「店主さんの大事なコメントを漏らさず丁寧にまとめた。商店街の活性化につながればうれしい」と話した。
 パンフレットは今後細かい修正を加えて発行し、同町のほか、静岡市の商業施設などにも設置を検討する。同町の和洋菓子店「エレーヌ釜之元」の店主土屋吉文さん(63)は「とても見やすく、すてきなパンフレット。大学生が熱心に製作に打ち込んでくれた」と目を細めた。

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