俳優ら演劇指導 SPAC高校生アカデミー 2期生15人が入校
静岡県舞台芸術センター(SPAC)は5日、俳優らが高校生に演劇指導などを行う「演劇アカデミー」の入校式を静岡市駿河区の県舞台芸術公園で行った。2期生として受講する県内の生徒15人が来年3月まで、実技や教養、英語、小論文を学ぶ。

講師陣のあいさつに続き、受講生がそれぞれ自己紹介した。演劇初心者という静岡農高1年の内藤万智さんは「自分に自信を持ちたくて応募した」と述べた。市立沼津高2年の水上一美さんは「人を美しく見せる演劇の神髄を知りたい」と抱負を語った。
校長の宮城聰SPAC芸術総監督はビデオ会議システムで参加。「皆さんの世界を広げる手助けをしたい」とエールを送った。