テーマ : 防災対策

天竜川氾濫に備え550人が工法確認 浜松で水防訓練

 梅雨入りを前に、浜松市水防団は5日、東区豊町の天竜川河川敷で水防演習を行った。市内17分団から約550人が参加し、天竜川などの河川氾濫に備えて防災意識を高めた。

水防工法の訓練に取り組む水防団=浜松市東区の天竜川河川敷
水防工法の訓練に取り組む水防団=浜松市東区の天竜川河川敷

 台風や集中豪雨などにより、堤防が決壊しやすい注視箇所で洪水の危険性がある-との想定で訓練を進めた。各分団が連携し、重さ約25キロの土のうを準備。半円形に積み上げて堤防からの漏水拡大を防ぐ「月の輪工」や、くいなどで堤防の崩壊危険箇所を支える「杭打積土のう工」など、約10種類の応急対策技術を確認した。

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