願い加速? コラボ絵馬 富士SW24時間と小山の神社コラボ

 自動車レースと神社の異色のタッグが実現した。小山町の冨士浅間神社は、「富士スーパーテック24時間レース」とコラボした御朱印帳と絵馬を製作した。夜間走行するマシンなどをデザイン。石橋良弘宮司(36)は「レースのデザインの御朱印帳は他にないのでは。かっこよく仕上がった」。レース期間中、富士スピードウェイ(FSW)で授与する。

24時間耐久レース限定デザインの御朱印帳と絵馬=小山町
24時間耐久レース限定デザインの御朱印帳と絵馬=小山町

 御朱印帳の裏表は漆で絵や文字を描く蒔絵(まきえ)。表紙にFSWのスタンドや朝日で赤く染まる富士山を描いた。裏表紙にはレースのロゴとサーキットのレイアウトをデザインした。絵馬は2種類ある。
 神社はレース観戦者に町内周遊を促す町の取り組みに賛同、協力し、毎年観戦者向けに限定の御朱印を授与している。今年はレースの5回目を記念し、御朱印帳などを製作した。御朱印帳は3千円、絵馬は500円。FSW内のイベント広場の特設ブースで授与する。
 神社で6日まで、松竹梅のはんこを押した今年限定の御朱印(千円~)を授与する。レース観戦や参加を示すものの提示が必要。

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