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静岡人インタビュー「この人」 よこただいすけさん(磐田市) 芸術の魅力を伝える絵本作家 

 新型コロナウイルス禍に伴うリモートワーク普及の流れを生かし、2020年に都内から磐田市に移住した。これまでに絵本2作品を発売。ベネッセコーポレーションのキャラクター「しまじろう」のイラストも手掛ける。5月下旬、市内で開かれた段ボールアートのワークショップで講師を務めた。本名は横田大助。東京都出身。49歳。

よこただいすけさん
よこただいすけさん

 -なぜ絵本作家になったか。
 「母親の影響を受けて美大を卒業し、アメリカ留学を経てグラフィックデザイナーになった。しかし、依頼者の要望に沿って制作する仕事より、自分の思いを自由に表現できる絵本作家を志した。今はイラストレーターの仕事が多いが、作家活動をさらに積極的に行いたい」
 -移住したきっかけは。
 「もともと自宅での仕事が多く、コロナ禍で打ち合わせなどもオンラインになった。自然が多い場所に住みたいという思いもあり、妻の出身地の磐田で良い物件が見つかったことが決め手になった。つつじ公園を散策するのが楽しみになっている」
 -留学で得たものは。
 「留学中、自身が思う『クリエーティブ』の固定観念にとらわれていたと気付いた。国や人種が変わるだけで『良い』と思う感性が全く違う。ワークショップを今後も続け、自由に絵を描いたり、ものを作ったりするのは楽しいことだと子どもたちに伝えたい」
 -今後の展望は。
 「子どもに加え、親にも作品づくりに挑戦する機会を提供したい。子どもの頃は自由な発想で創作ができるが、大人になるにつれてその機会が少なくなる。芸術というと敷居が高く感じるが、もっと気軽に取り組めるものだと思ってもらえるよう間口を広げられたらうれしい」
 (磐田支局・太田達也)

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