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茶況(6月2日)選別買いの姿勢に徹す 静岡市中 県外産二茶

 静岡市中の県外産二茶取引は、鹿児島県本土物が中心。現地から届く見本の親値はしっかりしているため、買い手の多くは様子見姿勢を崩さず、選別買いに徹している。
 鹿児島県茶市場静岡斡旋所に届いた鹿児島二茶はさえみどりやゆたかみどり、やぶきた、あさつゆなど。親値は2000円周辺から1000円前後とまちまちだった。
 県外産二茶を毎年仕入れる郡部問屋は「高値基調で推移している。今後の雨天で様変わりする可能性があるため、買い時を見極めたい」と話す。
 県内では二茶生産に向けた準備が進む。初倉の生産者は「引き合いは強くないとみて、量より質を重視してミル芽摘採を心掛ける」と語る。

 藤枝 二茶の摘採時期を見極めるため、生産者はこまめに茶園を巡回している。

 島田、金谷、川根 島田市のKADODE OOIGAWAの農家レストランで、お茶スイーツビュッフェが開かれている。7月7日まで、隔週水、木曜日の夜に開催する。

 榛原、相良 県茶業青年団は4、5日に吉田町で開催される音楽フェスの会場で、茶のPRイベントを行う。

 掛川、小笠 JAサエリアは一茶取扱実績を発表した。数量は前年比6・6%増の49万9137キロ。平均単価は13・8%安の1619円。総取扱額は8・1%減の8億810万円だった。

 袋井、森 袋井の茶商は一茶について「雨が多かったことで良品が限られ、各価格帯のバランスが悪かった印象」と指摘する。

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