テーマ : 福祉・介護

パラスポーツ振興へ協議会 県庁で初会合 情報発信、人材育成

 静岡県は31日、障害者スポーツの推進策を検討する県パラスポーツ推進協議会の初会合を県庁で開いた。県内出身選手や障害者スポーツの指導者、理学療法士らが参加し、競技の裾野を拡大する情報発信やアスリート発掘などの人材育成、施設整備の在り方などについて意見交換した。

 東京パラリンピック車いすラグビー混合で銅メダルを獲得した若山英史選手は「県内の公共施設でもウェブサイトでバリアフリーなどの情報が確認できず、障害者が使えるか分からないことが多い」と改善点を指摘した。県内のプロスポーツチームと連携した魅力発信も提案した。
 東京パラ自転車女子ロード種目で2冠を達成した杉浦佳子選手は「初めは自分の障害でどの競技に挑戦できるか分からなかった。スポーツをしたい人が情報を得られる場所があると良い」と相談窓口の設置を提案した。
 パラスポーツに特化した施設の設置や、医療・リハビリ機関との連携強化を求める意見も挙がった。アドバイザーとして出席した日本パラリンピック委員会の河合純一委員長は「市町でもスポーツ振興の計画づくりの段階から障害当事者が関わることが大事」と指摘した。
 協議会は東京パラを契機としたパラスポーツの普及を目指し、県障害者スポーツ協会が県に要望書を提出したことを受け設置した。先進地の視察を行うなどして年度内に報告書をまとめる予定。

いい茶0

福祉・介護の記事一覧

他の追っかけを読む