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茶況(5月30日)磐田二茶初上場 静岡茶市場

 静岡茶市場の県外産二茶は、約1万2500キロ上場した。県内産は磐田地区から31日初荷が届く見通し。
 鹿児島県種子島二茶は700円台から500円台の手合わせが多い。ある市中問屋は「来週以降は、出回りが増える県内産の仕入れに注力する」と語る。
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 世界緑茶協会は21日から、県産新茶を味わうプチ講座を静岡市駿河区のしずおかO-CHAプラザで開く。同内容の講座を7月1日まで全12回開催する。
 県内で収穫された新茶を急須でいれて水色や香りを楽しむ。定員は各回4人。同協会ウェブサイトから申し込む。受講無料。
 問い合わせは同協会<電054(654)3700>へ。

 藤枝 茶価の低迷が続く中、野菜などの補完作物を栽培する動きが広がっている。
 島田、金谷、川根 茶業関係者によると、芽伸びが進まず、川根地域の二茶は早場所で6月10日前後の見込み。
 榛原、相良 牧之原市内の生産者によると、暑さで生育が進み、二茶の摘採が数日早まりそう。
 掛川、小笠 菊川市が市内18の共同工場を対象に実施した一茶の調査によると、荒茶生産量は前年比120%。荒茶平均単価は87%、荒茶販売高は107%だった。
 袋井、森 茶商の1人は二茶の仕入れについて「一茶の仕入れ状況などを確認しながら、昨年と同程度は確保したいと思っている」と話す。

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