テーマ : ウクライナ侵攻

ウクライナ支援 国旗カラーの紙バンド寄付 富士の5団体

 ロシアからの侵攻を受けるウクライナ支援や世界平和の思いの共有を目的に富士市の青葉台地区の市民団体など5団体が25日、同国の国旗カラーの青と黄の紙バンドで制作した大量のリボンを市に寄付した。市役所などで配布する。

机に大量のリボンを並べて活動を報告した団体関係者=富士市役所
机に大量のリボンを並べて活動を報告した団体関係者=富士市役所

 紙バンドを製造する紺屋製紙が1巻50メートルの紙バンド計20巻を提供し、同地区のよつばの会、福祉推進会、若松1丁目悠容クラブ、一色友和会のメンバーや同地区のボランティアが4月下旬から約1カ月かけてリボンの制作に取り組み、計約6千個を作った。このうち約5500個を市に届けた。
 同日、5団体のメンバーらが市役所を訪れ、小長井義正市長に経緯を報告した。同社の山本尊久会長は「侵略戦争が現代で起きることに衝撃を受けた。みんなでウクライナを応援する機運を盛り上げたい」などと話した。最高齢の小野ます江さん(97)は「戦争を経験しているから見ていられない。早く終わってほしい」と思いを込めた。

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