テーマ : 芸能・音楽・舞台

初挑戦の曲演奏 静フィル、定演本番に向け練習に熱

 静岡市民を中心に県内の音楽家でつくる静岡フィルハーモニー管弦楽団(江成博行理事長)は6月4日、定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市葵区の静岡市民文化会館で開く。団員約95人が本番に向けて練習を重ねている。

定期演奏会に向けて練習する静岡フィルハーモニー管弦楽団のメンバー=静岡市葵区
定期演奏会に向けて練習する静岡フィルハーモニー管弦楽団のメンバー=静岡市葵区

 指揮者に東京音楽大講師の米津俊広さん(49)を迎える。24日のリハーサルでは、ボロディンの「ダッタン人の踊り」と、初披露するチャイコフスキーの交響曲第1番を練習した。米津さんは各パートに音の強弱や響きなどについて指示を送り、最終調整した。
 本番ではドボルザークの「スラブ舞曲集」も演奏する。米津さんは「それぞれの曲の特徴や良さを楽しんでほしい」と話した。
 江成理事長は「1月から細部まで思いを込めて練習してきた。初挑戦の曲は新鮮な気持ちで演奏したい」と意気込みを語った。
 定期演奏会は午後6時開演。全席自由。チケットは1500円。問い合わせは事務局<電054(270)3151>へ。
 

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