放置竹林のタケノコでピザ 富士宮・朝霧高原あおぞらピッツァ

 富士宮市を拠点にキッチントレーラーで本格ピザを販売する「朝霧高原あおぞらピッツァ」(大塚祐介代表)がこのほど、市内の放置竹林で採れたタケノコを使ったピザ「宮のたけのこペペロンチーノ」を新たに開発し、メニューに加えた。放置竹林整備やタケノコ販売に取り組む市民有志らでつくる「竹遊(たけあそび)」とのコラボで実現した。

新商品「宮のたけのこペペロンチーノ」を紹介する大塚さん=富士宮市内
新商品「宮のたけのこペペロンチーノ」を紹介する大塚さん=富士宮市内

 新商品はマルゲリータピザをベースにニンニクオリーブオイル漬けにしたタケノコを乗せ、ペペロンチーノ味に仕上げた。タケノコのシャキシャキ食感がピザで楽しめるほか、チーズやトマトとの相性も抜群だ。唐辛子も富士宮産を使用した。
 商品開発は2021年6月ごろ、竹遊の代表者と知り合ったことがきっかけ。通年で提供したいという大塚さんの要望に、竹遊側が長期保存が可能な塩漬けタケノコを提案。従来とは違う形でタケノコのおいしさを伝えようと、試行錯誤を重ねる中でペペロンチーノ味に行き着いた。
 次世代に美しい里山を残そうと保全活動に取り組む竹遊。代表者は「若い世代にもなじみやすいタケノコの商品ができた。ピザを通じてタケノコのおいしさを届けられたら」と語る。大塚さんは「竹遊の活動や放置竹林の現状、里山保全の大切さを感じてもらえたら」と思いを込める。

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