テーマ : ウクライナ侵攻

ウクライナに思いはせて 「キッズゲルニカ」展示 31日まで沼津

 ウクライナの子どもたちが5年前、平和を願って描いた「キッズゲルニカ」の絵画展(キッズゲルニカぬまづ実行委員会主催)が31日まで、沼津市役所で開かれている。主催者は「ロシアの侵攻を受けているウクライナの現状に思いをはせてほしい」と訴える。

ウクライナの子どもたちが平和を願って描いた絵画=沼津市役所
ウクライナの子どもたちが平和を願って描いた絵画=沼津市役所

 キッズゲルニカは、スペインの画家パブロ・ピカソが爆撃の悲惨さを描いた「ゲルニカ」と同じ縦3・5メートル、横7・8メートルの大きさで子どもたちが絵を描く国際プロジェクト。展示中の絵画「平和の絆」は、服飾デザイナーの故高田賢三さんと、高田さんと親交があった富士宮市の渡辺実さん(65)が2017年にウクライナで開いた東日本大震災復興支援イベントの際、首都キーウ(キエフ)の子どもが描いた。絵画は中心に地球を配し、両国を象徴するサクラとヒマワリなどが描かれている。渡辺さんは「平和や子どもたちの未来を考えるきっかけにしてほしい」と話した。絵画は今後、県内各地で展示を予定している。

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