被災現場を視察 ふじのくに県民クラブ 熱海土石流
静岡県議会会派ふじのくに県民クラブの県議8人が24日、昨年7月に大規模土石流に見舞われた熱海市伊豆山の被災現場を視察した。復旧の進捗(しんちょく)状況や、崩れず谷に残っている盛り土の場所などを確認した。

市危機管理課の轡田敏秀課長の説明を受けながら、不適切盛り土が崩落した逢初川の源頭部や下流域を見て回った。視察に先立って市役所で行われた市へのヒアリングでは、発災後の初動対応や県と市の連携体制の課題などを聞き取った。
佐野愛子会長は「同じような土砂災害を繰り返さないためにも会派として原因究明していく」と述べた。