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選挙前に国政学ぶ 島田・金谷高生 模擬投票も体験

 夏の国政選挙を前に島田市選挙管理委員会は25日、同市の金谷高で、政治や選挙の仕組みについて学ぶ授業を行った。総務省主権者教育アドバイザーの越智大貴さん(35)を講師に招いた。

模擬投票を体験する生徒=島田市の金谷高
模擬投票を体験する生徒=島田市の金谷高

 3年生26人が受講した。生徒は政治の仕組みを学ぶゲームに参加し、「教育をきちんと受けられる」などの計10の権利から、重要だと思う順に番号を付けて班内で共有した。越智さんは政治の役割を「社会の利害を調整し意思決定をする」と説明した上で「政治は必ずしも自分の思い通りにはならないが、参加しなければ意見は反映されない」として、主権者としての意識を持つ大切さを伝えた。
 実在する政党に投票する模擬投票も行われた。伊藤翔太さん(17)は「大人ばかりに頼るのではなく、若い世代が政治参加の意識を強く持つことが大切と感じた」と語った。

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