マスク着用 同居人のみ一緒も「不要」 静岡県「考え方」公表

 静岡県の川勝平太知事は25日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策のマスク着用について、周囲に自分一人や同居人のみがいる場合は屋内、屋外にかかわらず「不要」とする新たな考え方を発表した。未就学児は屋内外とも「原則不要」とする取り扱いも正式に表明した。コロナ禍で県がマスク着用の緩和方針を打ち出すのは初めて。

静岡県が示したマスク着用の考え方
静岡県が示したマスク着用の考え方

 自分一人や同居人のみと一緒にいる場面設定は20日の政府見解に盛り込まれておらず、県が独自に設けた。自宅などで必要以上にマスク着用を続ける人がいる状況を踏まえた。
 知事は感染者数は高止まりしているものの、ワクチン接種の推進で死者、重症者が少ない状況を念頭に「(社会が)徐々にノーマルに戻ろうとなっている。暑い季節の着用はかえって熱中症リスクがある」と強調した。
 未就学児の着用不要方針は県専門家会議が24日、発達への影響懸念の観点から総意として示していた。政府の見解は「一律には求めない」としていて、より踏み込んだ表現にした。
 県は未就学児を除く世代に向けた場面別の着用参考表も作成。2メートル以内でも会話がなければ静かな行列や野外観劇は不要、2メートル以上の距離を保つことができれば会話があっても屋外テニスは不要とした。2メートル以上離れても屋内で会話する場合は推奨する。ただ、十分な換気ができれば外すことも可とした。

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