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焼き絵で名画 忠実に再現 静岡市葵区で作品展

 はんだごてや電熱ペンを使い、木を焦がして絵を描くウッドバーニングのアート教室「焼き絵工房 セピアカラー」の作品展が29日まで、静岡市葵区本通のギャラリー樹で開かれている。名画をテーマにした約30点が並ぶ。

木を焦がして絵を描くウッドバーニングアートが並ぶ作品展=静岡市葵区のギャラリー樹
木を焦がして絵を描くウッドバーニングアートが並ぶ作品展=静岡市葵区のギャラリー樹

 出品したのは講師の平野綾子さん(45)=同区=と生徒計8人。木目や模様を生かしつつ、はんだごての当て方を工夫して焦がしの濃淡をつけ、ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」や喜多川歌麿の「ポッピンを吹く女」などの名画を忠実に表現している。
 平野さんは「ウッドバーニングアートは色味はなくなるが、名画のイメージを変えずに表現できる。木ならではのぬくもりを感じてもらえたら」と話した。
 同市駿河区の就労継続支援B型事務所「ラポール川原」の通所者5人の作品も併せて展示している。水曜定休。

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