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鈴なりの梅に児童歓声 「あそこにも」「こっちにも」 熱海梅園で収穫体験

 熱海市立第一小の2年生約30人が23日、同市を代表する観光名所の一つ、熱海梅園で梅の実の収穫を体験した。鈴なりになった実が木から落ちると、児童は歓声を上げて喜び、熱海の初夏の風物詩を満喫した。

歓声を上げながら梅の実の収穫を楽しむ児童=熱海市の熱海梅園
歓声を上げながら梅の実の収穫を楽しむ児童=熱海市の熱海梅園

 市職員やボランティアらが長い棒で木を揺すると、児童が広げたブルーシートに直径3センチほどの青い実がパラパラと音を立てて落ちた。児童は「あそこにもまだある」「こっちにも」などと声を上げて作業を楽しんだ。
 市によると、園内には60種469本の梅が植栽されている。このうち「白加賀」「長束」「青軸」など128本が実を付ける品種という。昨年は過去最高の1470キロを収穫した。
 市は25日まで作業を行い、800キロ以上の収穫を見込んでいる。梅の実は梅干しや梅酒、菓子などに加工され、市内の土産店などで販売される予定。

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