テーマ : 沼津市

戸田港到着者を歓迎 清水港出発ヨットレース

 静岡市清水区の富士山羽衣マリーナヨットレース委員会(松浦令一委員長)は21日、清水港(同区)-戸田港(沼津市)間のヨットレース「戸田レース2022」を開催した。参加者は駿河湾の自然を楽しみながら腕を競い、戸田港の浮桟橋活用を推進する戸田観光協会らが歓迎した。

戸田港の浮桟橋に到着したヨット=沼津市の戸田港
戸田港の浮桟橋に到着したヨット=沼津市の戸田港

 戸田の観光促進につなげようと2020年10月から始まり、3回目。20艇、124人のレース参加者は清水港を午前11時に出発した。風が吹かず、雨も降る悪条件の中、3時間以上かけて15艇が戸田港の浮桟橋にフィニッシュした。松浦委員長は「風光明媚(めいび)な駿河湾は観光資源。昨年から参加者も増えた。駿河湾全体でレジャーボートを受け入れる機運を高めていけたら」と話した。
 戸田港の浮桟橋は14年の定期便廃止に伴い活用されなくなった。同観光協会の佐藤寿美事務局長は「海路からの観光客は欠かせない。浮桟橋を復活させる足がかりになっていけば」と期待した。
 

いい茶0

沼津市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞