トラックの死角知る 焼津・豊田中生 交通ルール理解

 焼津市小土の豊田中で19日、自転車の交通安全教室が開かれた。1年生約160人が参加し、トラックを使った実験を通じて車両の特性を知り、正しい交通ルールを学んだ。

トラックの死角を学ぶ生徒たち=焼津市小土の豊田中
トラックの死角を学ぶ生徒たち=焼津市小土の豊田中

 県交通安全協会焼津地区支部と日本通運が共同で実施し、交通安全指導員が講師を務め、3トントラックを使い教室を進めた。
 車の死角を知る実験では、ドライバー役の生徒が、トラックの前後と横に立っている生徒たちの姿をどこまで判別できるかを確認。指導員が、後進するトラックと自転車が衝突する事故の事例を紹介し、トラック後方の走行する場合に注意するよう呼び掛けた。交差点の角に置かれたいくつかのコーン標識を、トラックがどれだけ倒さずに走行できるかを実験。何個か倒していく様子を確認し、トラックの内輪差を学んだ。代表生徒が自転車でトラックの横を走行し、トラックの特性を踏まえ交差点での正しい対処法を実践した。

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