富士環境保全公社 ゴルフ場取得へ 第3期最終処分場候補地

 富士市内で一般・産業廃棄物最終処分場を運営する第三セクター「富士環境保全公社」(社長・鈴木尚前富士市長)は19日、市内で取締役会を開き、受け入れの限度を迎える現在の処分場に代わる第3期最終処分場の候補地として、同市大淵のゴルフ場を取得することを承認した。6月の株主総会を経て正式に事業化を進める。
 関係者によると、ゴルフ場の運営側との用地交渉は最終段階という。既に開発行為が行われているゴルフ場を活用することで、環境負荷の低減を図る。敷地面積はこれまでの事業地より広大で、一部を市が取得してゴルフ場付帯施設を活用する計画もあるという。
 同公社は新たな候補地について、第3期以降の最終処分場は現在の事業地の隣接地以外にすると約束した地元3地区との「確認書」に抵触しないと認識している。ただ、現在の事業地から比較的近いため、周辺住民の反発も予想される。
 同公社は市内各地で分散して処分されていた一般ごみや産業廃棄物の焼却灰、埋め立てごみを集約し、信頼性の高い最終処分場の確保を目的に、市と民間事業者が出資する第三セクターの株式会社として発足した。
 同市桑崎にある最終処分場は住民の強い反発の末、2003年度に供用を開始した。現在使用する第2期処分場は1期の西側隣接地に整備し、13年度から運用されている。富士山麓での処分場建設に周辺の反対は大きく、2期着工前に地元3地区と公社が確認書を交わした経緯がある。

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