静岡の中学生が「学区探訪」 地域の寺や歴史的建造物を見学

 静岡市葵区の服織中は17日、総合的な学習の一環で、地元の寺や歴史的建造物を見学する「学区探訪」を実施した。1年生約180人が地域の歴史に理解を深めた。

中勘助に関する資料を見て回る生徒=静岡市葵区の中勘助文学記念館
中勘助に関する資料を見て回る生徒=静岡市葵区の中勘助文学記念館

 生徒は5、6人の班に分かれ、学区内の建穂寺や極楽寺などを訪れた。市ゆかりの文学者で同校校歌の作詞者でもある中勘助を顕彰する中勘助文学記念館では、管理人の和田博史さん(67)から勘助の生涯や同市とのつながりなどを聞いた。
 勘助は自伝的小説「銀の匙(さじ)」で知られ、1943年に静養のため現在の静岡市葵区新間に移住。約4年半の滞在は、その後の文学活動に大きな影響を与えたとされる。和田さんは「帰京後に服織中の校歌を作詩し、静岡との関わりは続いた」と説明した。
 生徒らは館内で、勘助が身に着けたげたや帽子、直筆句稿を見学した。〓原凜さん(13)は「銀の匙と校歌の作者が一緒で驚いた。服織学区に住んでいるが、まだまだ知らないことがたくさんあると分かった」と話した。

 ※〓原凜さんの〓は森の木が十、下に木

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