バイパス完成祝う 掛川・西大谷トンネル 安全性が向上

 掛川市街と大須賀地区を結ぶ県道袋井小笠線西大谷トンネル(同市入山瀬)のバイパス工事が完成し、現地で17日、事業報告会が開かれた。トンネル内は幅が狭く大型車の通行が困難だったが、バイパスの完成で安全性が大きく向上した。

テープカットしてバイパス工事の完成を祝う関係者=掛川市入山瀬
テープカットしてバイパス工事の完成を祝う関係者=掛川市入山瀬

 関係者がテープカットして祝福した。久保田崇市長は、地権者や施工業者、地域住民らに感謝を示し「大須賀地区に足を運びやすくなる。完成を共に喜び合いたい」と述べた。
 工事は延長0・8キロで事業期間は2014~21年度。事業費は10億4千万円。工事で発生した土は市沿岸部に整備中の防潮堤の盛り土材として活用した。

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