新芽丁寧に摘み取り JAふじ伊豆が体験会 手もみ、煎茶作りも
JAふじ伊豆は17日、沼津茶の茶摘みと煎茶作りの体験会を沼津市内で開いた。同市、裾野市、長泉町、清水町の20~40代の女性で構成される「JAふじ伊豆女子大学なんすんキャンパス」のメンバー13人が取り組んだ。
茶摘みは沼津市柳沢の茶畑で実施。参加者は同JA職員の小野啓義さん(67)の指導を受けながら、新芽の葉を見分けながら摘んだ。
同JA本店(同市下香貫)で、摘んだ葉をホットプレートなどを使って乾燥させ、手もみを実施。葉が尖(とが)っていく瞬間を見た参加者からは驚きの声が上がった。参加者は自宅で試飲するという。
同JAなんすん地区本部の樋口康平地区課長(49)は「若い人にも茶摘みを通じてお茶のファンになって、地元の特産品を知ってもらえたら」と話した。