テーマ : ラグビー

観客の命も守る ラグビー静岡BR、AED迅速活用 ボランティア協力

 スポーツ観戦中の心臓突然死を防ぐため、ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズがこのほど、必要時に自動体外式除細動器(AED)を迅速に運ぶ取り組みを磐田市のヤマハスタジアムで始めた。

AEDを迅速に届け、スポーツ観戦中の心臓突然死を防ごうと集まったレヴズクルーのメンバーら=磐田市のヤマハスタジアム
AEDを迅速に届け、スポーツ観戦中の心臓突然死を防ごうと集まったレヴズクルーのメンバーら=磐田市のヤマハスタジアム

 取り組みは日本AED財団の協力で実施し、チームのボランティア組織「レヴズクルー」が運用を担う。広いスタジアム内で心臓発作を起こす人が出た場合、AEDを即座に届けることは容易ではない。最終節のBL東京戦を行った8日は、メンバー8人が会場内の各所に控え、事態発生に備えた。
 AEDの使い方について、メンバーは事前にオンラインと実地で同財団の講習を受けた。市内から参加した平田明子さん(50)は「以前から命を救う活動を手助けしたいと思っていた。いざという時は仲間と連携して対応したい」と意気込みを示した。

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