空手「型」全国で好成績 9人入賞、親子優勝も 静岡市葵区・長沢道場

 4月に横浜市で開かれた極真空手「型」の全国大会で好成績を収めた静岡市の極真県長沢道場の選手10人が12日、市役所静岡庁舎を訪問し、田辺信宏市長に喜びを語った。

極真空手「型」の全国大会で好成績を収めた選手たち=静岡市役所静岡庁舎
極真空手「型」の全国大会で好成績を収めた選手たち=静岡市役所静岡庁舎

 長沢道場では葵区本通の道場をメインに約200人が稽古に励んでいる。新型コロナウイルス感染が拡大したこの2年は、選手同士が接触する組手の練習を減らし、型の練習に多くの時間を割いたという。今大会は道場から19人が出場し、10人が決勝進出、9人が入賞を果たした。
 市立川原小4年の白坂莉愛さん(9)と6年の兄愛斗さん(11)、父優雄さん(40)が、小学3・4年、小学5・6年、男子マスターズ(38歳以上)の各部門で優勝した。莉愛さんは「優勝できてうれしい」と笑顔を見せ、愛斗さんは「次は組手で全国優勝したい」と飛躍を誓った。優雄さんは自身の結果を喜びつつ、道場での稽古後に自宅でも鍛錬を積んだ子どもたちの活躍に「努力が形になって良かった」と目を細めた。
 入賞した選手は次の通り(丸数字は順位)。
 小学1・2年 ③大野恭汰▽小学3・4年 ②鈴木志苑④長房進三郎▽小学5・6年 ②杉山世梨奈④永井瑛▽中学生 ④中見瀬斗

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