パートナーシップ制度 静岡県、骨子案で意見公募開始
静岡県は13日までに、ジェンダー平等と性の多様性を認め合う共生社会の実現を目指し、本年度中に導入予定の「県パートナーシップ宣誓制度」の骨子案をまとめ、パブリックコメント(意見公募)を始めた。6月3日まで。
宣誓の対象者は同性カップルやトランスジェンダーの異性カップルなどで、戸籍上の性別や性的指向を問わない。県庁などに必要書類を提出し、A4判の宣誓書受領証と運転免許証サイズの受領カードの交付を受ける。
養育する子どもの名前を受領証に記載し、家族関係だと示す「ファミリーシップ」規定を盛り込んだ。受けられる行政サービスについては、婚姻カップルと同様に適用できるものがあるか検討、調整を進めるとした。
意見は県庁への持参、郵送のほか、ファクスや電子メールでも受け付ける。問い合わせは県男女共同参画課∧電054(221)3122∨へ。