障害者生産レタス、チャーハンに 御殿場の中華料理店 地場食材PR

 御殿場プレミアム・アウトレット(PO)内の人気中華料理店「紅虎厨房(キッチン)」はこのほど、御殿場市の障害者就労支援施設の利用者が育てたレタスを使ったチャーハンの販売を始めた。深井真店長が市内のスーパーで手に取り、価値を認めて採用した。

障害者が生産した御殿場リーフレタスを使った「チャーシューごろごろレタスチャーハン」=御殿場プレミアム・アウトレット内の「紅虎厨房」
障害者が生産した御殿場リーフレタスを使った「チャーシューごろごろレタスチャーハン」=御殿場プレミアム・アウトレット内の「紅虎厨房」

 社会福祉法人ステップ・ワンが運営する施設の利用者が、富士山の伏流水を利用して作った無農薬の「御殿場リーフレタス」を使った。葉先がギザギザで「普通のチャーハンと違う見た目を楽しめる」(深井店長)。シャキシャキした食感や独特の甘みも特長。発売から約1カ月でチャーハンメニューの1番人気に躍り出た。
 このレタスを初めて使ったのは2017年。地場食材を使ったメニューを作る企画があり、赴任直後だった深井店長はスーパーで食材を探し、御殿場の名が付くレタスを手に取った。味や色、形を気に入り、採用した。その後、障害者が生産していると知った。
 今回は御殿場POの独自商品を作る企画に協力し、再びレタスを選んだ。メニュー表に「御殿場リーフレタス使用」と載せたところ、関心を持って尋ねる客もいるという。深井店長は「良い食材があると知ってもらい御殿場のPRにつながれば」と話す。
 施設の利用者は4月、遠足の弁当でチャーハンを実食した。ステップ・ワンの根上豊子理事長は「作ったレタスがどう使われているか目に見えて分かり、うれしい。利用者もやりがいを感じる」と喜んでいる。

 ■施設限定の商品続々
 御殿場プレミアム・アウトレットは体験価値の向上を目指し、テナント店舗と連携して、施設限定の商品を増やしている。紅虎厨房のチャーハンは、4月に販売開始した第4弾商品の一つ。富士山をモチーフにした米ブランド「トミーヒルフィガー」のTシャツなども登場した。御殿場POの担当者は「商品が御殿場を知るきっかけになれば」と期待を込める。

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