ウクライナ支援へチャリティーサイクル 下田在住の外国人 21日、標高8848メートル挑戦

 下田市の吉佐美地区と大賀茂地区在住の外国人4人が21日、戦況が悪化の一途をたどるウクライナの支援に向けたチャリティーサイクルイベントに臨む。4人自らが市内で長距離走行に挑んで募金を促す内容で、練習に励んでいる。

ウクライナカラーの着衣でトレーニングに励むウィルキンソンさん=下田市吉佐美
ウクライナカラーの着衣でトレーニングに励むウィルキンソンさん=下田市吉佐美

 イギリス出身のジョアン・ウィルキンソンさんらが企画した。母国の友人が避難民の食糧支援などに取り組んでいて、支援を思い立った。大賀茂地区に標高差約120メートルのコースを設け、上昇した標高の累積が4人で8848メートルに達するまで坂の往復を繰り返す「エベレストチャレンジ」に挑む。
 スタート地点の「コーヒーショップサミット」に募金箱を設け、インターネットの寄付サイトを通じ支援に役立てる。ウィルキンソンさんは「たとえ戦争が終わっても失われたものは戻らない。『その後』の継続支援が重要だ」と訴える。

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