認知症への理解深める 御前崎・浜岡中でサポーター養成講座
御前崎市の小中学生を対象とした認知症サポーター(きっずサポーター)養成講座が13日、同市立浜岡中で開かれた。1年生約180人が認知症の特徴や、症状のある高齢者への適切な接し方などを学んだ。

市高齢者支援課職員が「新しいことを覚えられなくなる」「何度も同じことを言ったり聞いたりする」など代表的な症状を紹介し、周囲の人間が前向きな言葉を掛ければ症状の進行を遅らせることにつながると説明した。
生徒は「もし自分なら周りの人にどう接してほしいか」を話し合い、「強い口調で言われたら混乱してしまう」「分かりやすく伝えてほしい」などの意見を交わした。
同日は講座の他に車いすや点字器なども体験し、一日を通して福祉に理解を深めた。