ハマキョウレックス最高益 物流需要回復受け
ハマキョウレックスが11日発表した2022年3月期連結決算は、コロナ禍で落ち込んだ物流需要の回復や物流センターの受託増で、売上高は前期比5・2%増の1250億9400万円、経常利益が9・6%増の119億5700万円、純利益10・7%増の71億1700万円と、いずれも過去最高を更新した。
事業別は、物流センター事業の売上高が7・6%増の769億6300万円。新規受託した医療機器やアパレルなど14社分のうち12社分の物流センターが稼働した。
貨物自動車運送事業は1・6%増の481億3100万円。食品などの輸送が堅調に推移した。燃料価格上昇の影響で営業利益は22・3%減となった。
23年3月期は売上高1320億円、経常利益124億円、純利益73億円と予想する。