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日大生が宿泊プラン考案 富士山三島東急ホテル、伊豆箱根鉄道と連携 女性や親子連れターゲット

 三島市の日大国際関係学部と富士山三島東急ホテル、伊豆箱根鉄道はこのほど、産学連携で同ホテルの宿泊・日帰りプランを考案し、販売を始めた。三島の食や自然、複数の路線が交差する三島駅の特徴を生かし、女性や親子連れなどターゲットを絞った観光商品に仕上げた。

ホテルスタッフと宿泊・日帰りプランを考える学生ら=三島市の富士山三島東急ホテル
ホテルスタッフと宿泊・日帰りプランを考える学生ら=三島市の富士山三島東急ホテル

 同学部の矢嶋敏朗准教授のゼミで観光を学ぶ学生が主体となり、ホテルでの視察やプレゼンを重ねながら半年がかりで企画した。日帰り商品の「和風アフタヌーンティープラン」は眺望を生かした同ホテルの和室を活用し、コロナ禍で外出が難しかった主婦や女性客らが3段の器に盛り付けた料理や和菓子を楽しめる内容。県内のお茶も提供し、4年の岡田鼓蓮さん(21)は「静岡や三島を感じてもらいたい」と語る。
 ホテルと直結する三島駅は在来線と新幹線、伊豆箱根鉄道が交わることから、「親子で楽しむ鉄道プラン」も考案した。客室にはゼミ生が撮影した鉄道の写真を飾り付け、伊豆箱根鉄道の塗り絵なども用意。駅弁風の朝食のほか、駅員との記念撮影もプランに盛り込んだ。4年の椎木二海さん(21)は「電車の魅力を満喫できる内容。特別な思い出をぜひ」と力を込める。
 予約、問い合わせは富士山三島東急ホテル<電055(991)0109>へ。

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